FXとは「外国為替証拠金取引」のことで「ドル/円」や「ユーロ/円」のように為替の価格差を利用して利益を得る投資法の一つです。1ドル100円の時に購入し1ドル101円で売却すれば1円の利益を得ることができます。
FXと聞いて経験のない方は、「ギャンブル」や「借金を負ってしまう」と言うようなネガティブな印象を持っているかたが多いのではないでしょうか。しかしリスクをしっかり管理すれば銀行に預けるよりもはるかに効率よくお金を増やすことができます。
無茶な取引をしなければ借金を負うこともありません。今回は初心者でも参入しやすいように1万円の減資でFXの取引で投資をしてみようと思います。
1万円で取引する通貨
1万円で取引する通貨ペアは「ZAR/JPY」です。「ZAR」とは「南アフリカランド」の通貨です。つまり「日本円」と「南アフリカランド」の為替差益を狙って取引を行います。
「南アフリカランド」は現在1通貨あたり7円~9円を推移しています。つまり10円あれば「南アフリカランド」の通貨を購入することができますね。しかし多くの証券会社では1万通貨単位でしか取引できないので注意しましょう。
証券会社によっては10万通貨単位でしか取引できない取引所もあります。1万通貨であれば最低7万~9万、10万通貨であれば70万~90万円の資金が必要になります。
レバレッジについて
しかし実際の取引は取引総代金の4%の金額が用意できれば取引できるようになっています。レバレッジというシステムですね。1万円分の取引がしたければ400円あればFXの取引が可能です。(レバレッジ25倍)
少ない金額で多額の取引ができるのがFXの特徴です。レバレッジ25倍で取引すれば利益は25倍ですが、損益も25倍ですので資金の管理には注意が必要です。
4カ月の実績
今回2018年の12月から1万円でFXを実践してみました。現在2019年4月までの4カ月の収益について集計してみましたのでご覧ください。
開始日:2018/12/20
※SP=スワップポイント
4カ月の収益は為替差益2293円、スワップポイント251円で合計収益が2544円となりました。月利にすると平均6%とかなり順調な結果になっています。
スワップポイントについても251円の2.5%でいい感じに収益として積みあがっています。銀行に預けるよりも「 SBI FXTRADE 」で1万円で南アフリカランドを運用したほうがはるかに金利がいいですね。
1万円でFXする最適な証券会社
1万円でFXを始める際に最適な証券会社は「 SBI FXTRADE 」です。「SBI FX トレード」の一番の魅力は「1通貨単位」で取引が行えるという部分でしょう。他の証券会社では1万通貨単位の取引が一般的です。
最近では1000通貨単位であったり100通貨単位で行える取引所もでてきていますが、1通貨単位で行える証券会社は「 SBI FXTRADE 」だけです。
1万円取引ルール
皆さんは「トラリピ」という言葉をご存知でしょうか。「トラリピ」とはマネースクエア社が提供している「FX自動売買」サービスです。予め取引するタイミングを設定しておけば、「ほったらかし」で一定の取引を行ってくれます。
今回私は手動でトラリピと同じように一定の間隔で取引を繰り返し行うというルールを順守し実践してみました。具体的なルールは以下の通りです。
- 取引単位 :100
- 購入レートレンジ :7.5~8.3円
- 購入するタイミング:0.01円毎に購入
- 売却タイミング :価格が0.1円上昇したら売却
- その他 :利益が100円積みあがる毎に取引単位を1増やす
最初に定めたルールは以上です。これをしっかり守りひたすら取引を繰り返しました。基本的には全て指値を利用して購入と売却を繰り返します。
※1ランド8円の場合
買い指値7.99 100通貨
買い指値7.98 100通貨
買い指値7.97 100通貨
・・・・
買い指値7.50 100通貨
というように1ランド8円の場合は予め指値を50通り注文しておきます。購入が確定したらすぐに購入価格から0.1円上昇した値で売り指値を入れます。100通貨単位の場合10円の利益で売却ですね。
そして利益が100円積みあがる毎に取引単位を1増やすの部分についてですが、例えば残高が10,100円になったら購入単位を101通貨単位に増やします。要するに複利で増やすということです。
何故自動のトラリピではなく手動で行うのか
今回手動でFXを始めてみようと思ったきっかけですが、一番の理由は「スワップポイント」です。マネースクエア社の「トラリピ」は「ほったらかし」で運用してくれるのでとても魅力的ですが反面「スワップポイント」があまり高くありません。
現在1日当たり1万通貨で4円のスワップポイントがもらえます。今回1万円でFX投資を始める証券会社である「SBI FX トレード」では1万通貨あたり13円もらえます。
複利で増やすうえでスワップポイントの値は大きく影響してきますので手動で取引しなければいけないがスワップポイントが高い証券会社で取引を行うことにしました。
SBI FX トレードのスワップポイント
- USD/JPY:91円(1万通貨)
- AUD/JPY:51円(1万通貨)
- NZD/JPY:43円(1万通貨)
- ZAR/JPY:130円(10万通貨)
- TRY/JPY:96円(1万通貨)
マネースクエア社のスワップポイントはZAR/JPYは50円(10万通貨)です。取引通貨単位で融通が利く上にスワップポイントも高い「SBI FX トレード」。
初めてFXをするにあたって一番の問題は資金だと思います。大金を用意するのが難しいかたでも少額で投資ができる「SBI FX トレード」。初心者がFXを始めるに最も最適なFX業者と言えるでしょう。
FXで投資する際に誰もが意識するのがスワップポイントです。「SBI FX トレード」はスワップポイントが一番高い業者ではありませんが、低い業者でもありません。気軽に小額から投資できるので初心者の方は「 SBI FXTRADE 」から始めてみるといいでしょう。
スワップポイントとは
スワップポイントとは2か国間の金利差から得られる利益のことです。日本とは違い外国では高金利な国が沢山あります。南アフリカランドの場合年利が6.5%あります。日本の0.1%と比較すると6.4%の金利差が発生します。
南アフリカランドをFXで取引すると日割りで金利分を毎日貰えるというのがスワップポイントです。新興国の場合は金利が高く設定されている場合が多いです。経済に不安があり通貨の価値が暴落するリスクがあります。
つまり客寄せパンダのような扱いをされている場合があるので注意しましょう。