英語力における4つの要素
英語力とは4つの要素がありそれらを総合して英語力が高いと表現されます。もしあなたが短期で留学するなら4つの要素を自分がどれだけ習得しているかを見つめ直したほうがいいでしょう。
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
日本人の多くはスピーキング能力が低く、英語で会話ができません。今の日本では大学進学率が非常に高く受験勉強で英語を勉強しているにもかかわらず。英語が話せないから自分は英語ができないと思い込んでいる。
しかし世界ではスピーキングはかなり流暢なのにライティング、リーディングのレベルが低い方も多くいるようです。留学先の講師がヨーロッパにいた時に感じたそうです。
そしてこれら4つの要素あ2つに分けられます。大きく分けて「インプット」と「アウトプット」です。
インプット
インプットに大別されるのは「リーディング」と「リスニング」です。自分の中にある情報を外に出すのではなく、知識やスキルを自分の中へと吸収する過程です。
日本人の多くは中学生から高校生までの6年間、ほとんどがリーディングで終えてしまった人が多いのではないでしょうか。「アウトプット」である「ライティング」もテストの時だけという人も多いと思います。
「インプット」は「アウトプット」するためにとても重要な過程です。知識やスキルがゼロの状態では自分から何も発信することができません。まずは色んな単語を覚え、沢山の文章を読み、様々な英語音声を「インプット」しましょう。
リーディングを鍛えるためには
リーディング力を鍛えるためにはまずは多くの単語を覚えることからはじめる人も多いでしょう。しかしこの記事を読んでいるあなたはすでにある程度の単語力を持っていることでしょう。それだけでも十分リーディングは可能なはずです。
まずはシンプルな本から読み始めて、徐々にレベルアップしていくように読んでいけば確実にリーティング力は向上することでしょう。最初は絵本でもかまいません。1ページ1単語、1センテンスの本から読みはじめるのです。
本を読んでみて自分には簡単すぎると思うのであれば少しだけ文章のある本に切り替えるののもいいでしょう。私は1ページに3〜5センテンスの本から始めました。英単語力は高校生までの知識です。大学受験もしていません。
それでも十分理解できるので、まずは自分にあった本を探し多読することから始めましょう。
リスニングを鍛えるためには
リスニングはスピーキングととても密接な関係があります。スピーキングができるようになれば自然とリスニング力も向上します。日本語でも経験があると思います。自分と違う地方出身の人と話すと聞きなれない単語があると聞き返すと思います。
専門学生の頃は様々な地方の言葉を真似して自然と自分で使っていました。英語も同じです。自分が覚えた言葉をスピーキングで使うことで自然と単語の音が拾えるようになりリスニング力が向上します。
しかし日本で英語で話す機会を得るのはとても難しいです。単純にリス人ング力を上げたいのであれば「シャドウイング」がおススメです。リスニング用のCDを購入し英文も日本語訳も見ずにまずは聞いたまま発音してみましょう。
どうしても聞き取れない時は本文を見るようにし、1センテンスを本を見ずに全文シャドウイングできるようになるまで繰り返しましょう。そうすることで自然と口と耳で言葉を覚えリスニング力が向上します。
アウトプットとは
アウトプットとは自分の中にある知識やスキルを実践することです。何故アウトプットが重要なのか。アウトプットすると相手にわかりやすく伝えるために情報を整理します。そうすることで理解を深め飛躍的にスキルを向上させることができます。
何かを勉強する時は本を読み問題を解くインプットだけではなく、誰かに勉強を教えたらり一緒に英語を話したりする「アウトプット」がとても重要なのです。
スピーキングを鍛えるためには
スピーキングはシンプルに話すしかありません。本を読んでも問題を解いても話せるようにはなりません。あなたの周りにいる日本人と同じです。間違うことを恐れ、指摘されることに羞恥心を覚え一歩を踏み出さない人と同じです。
「恥ずかしい思いをするリスクを避けて何かを得るのは難しい」と最近ききました。その通りだと思います。私は日本で外国人に話しかけられて「I can’t speak English 」しか言えない日本人のほうがよほど恥ずかしいと思います。
今ではインターネットでオンライン英会話を利用することで非常にリーズナブルな料金で英会話を実践することができます。私は「オンライン英会話レアジョブ」で毎日30分英会話を実践しています。料金は6000円ほどで利用できます。
他にもオンライン英会話は沢山ありますが、最初の料金が安く気軽に利用できるので初心者は利用しやすいと思います。気に入らなければすぐにやめることも可能です。まずはどこのサービスでもいいので毎日英語で話す時間を作りましょう。
ライティングを鍛えるためには
ライティングを鍛えるためには文法をマスターしなければいけませんが、覚えた文法を何かの形でアウトプットすることでさらに知識を定着させることができます。
よくある方法が日記です。とてもいい方法だと思います。毎日書くことがなければ適当なテレビ番組やニュース番組をピックアップして自分なりの意見をノートに英語で纏めるのもいいと思います。
また、自分の人生を一度振り返ってみるのもとても有効だと思います。小学校の時の友達について、部活動、趣味、恋愛、旅行先等を英語でまとめてみましょう。人生を振り返っておくと英語で自己紹介するときにとても役立ちます。
英語学習を始めるとかならず自己紹介をする場面がやってきます。何回も何回もやってきます。自己紹介の際に話せる内容が纏まっているとスピーキングにとても役立てることができます。是非一度実践してみてください。
短期留学するならスピーキングをメインに学習しよう
もしあなたがしっかり英語を学びたいと思って留学するならスピーキングに焦点を当てて学習することをお勧めします。
日本ではスピーキングを行う機会が圧倒的にすくないからです。またスピーキング以外は日本で学習できます。私はオンライン英会話レアジョブを100回ほどやったあたりからかなり意思疎通が図れるようになりました。
レッスン100回は約50時間ほどです。レアジョブの公式でも120回あたりからスピーキング能力が顕著に伸び始めることが確認されているそうです。
セブ島留学で3D ACADEMYを例にすると、1コマ50分を1日7コマ、1日350分、一週間で2450分学習できます。約40時間です。私の場合二週間でしたので80時間分スピーキングを練習することができます。
しかも集中的にできるので1日の間に何回も反復したり新しい表現をどんどん取り入れることができるので、オンライン英会話よりもはるかに上達するスピードが早いと感じました。
日本では中々英語で声を出してアウトプットする機会が非常に少ないのでもしあなたが短期留学を考えているのであれば、スピーキングを向上させることにスポットを当てることでより効率よく英語を学習することができるでしょう。